チームの要である我那覇

《撮影、写真提供＝馬場遼》

戦力充実

　１年次、箱根７区・区間賞と衝撃のデビューを飾った我那覇。そんな我那覇も最終学年となり、主将という重責も担う存在となった。箱根予選会では積極的に下級生のランナーに声を掛けチームために尽力。個人としても27位で２番目の順位で６年連続、箱根駅伝にチームを導いた。また、４年生には西山凌平もおり、関東インカレ２部10000ｍ４位と今季好調を維持している。駒大の西山雄介の兄でもあり、弟には負けたくないと闘志を燃やしている。箱根予選会でチームトップの鈴木健吾の存在も大きい。主要区間での配置が見込まれる。かつては第73回、74回大会連覇を成し遂げたこともある。この伝統あるチームが11年ぶりのシード権その先に見える上位進出に向けて今、スタートする。

TEXT＝小賀坂龍馬(スポーツ東洋)

神奈川大学