[出場校プレビュー]上武大学~上州男たちの野望~

主要区間の起用が予想される坂本

念願のシード権へ

 箱根駅伝予選会、最後に名前を呼ばれた。10位で予選通過。その大学とは8年連続8回目の出場となった上武大学だ。学校は群馬県伊勢崎市にある。過去最高順位は第86回大会の14位。出場してから、まだ一度もシード権を獲得できていない。チームを率いて12年目を迎える花田勝彦監督の下、シード権獲得を目指す。昨年の全日本2区、箱根3区といずれも主要区間を任されている坂本は11月に10000m自己新を出し調子を上げている。さらに、1年の休学を経てチームに戻ってきた東、関東インカレ2部1500mで優勝を果たした井上も控える。

 群馬と言えば空っ風、通称:赤城おろし。赤城山方面から強く吹き降ろす風のことを言う。この風の如く力強く箱根を走ってくれるはずだ、初のシード権に向けて上州男たちの野望は止まらない。

TEXT=小賀坂龍馬(スポーツ東洋)



8年連続8回目

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