2年連続の山上りのキトニ―
《撮影、写真提供=曾根田智明》
5区がポイント
箱根予選会1位突破。2位の帝京大には1分20秒もの差をつけて圧倒的な力を見せた。前回の箱根は1区の遅れから一度もシード権圏内に入れず、総合13位に終わった。ポイントは5区の山上りだ。2年連続、D.M.キトニ―が担当している。今大会は果たして誰が走るかに注目したい。今大会も1区には3年連続の荻野主将の配置が濃厚。荻野は関東インカレ10000m6位入賞、箱根予選会ではキトニ―に続き個人11位と今季好調だ。安定感で言えば今年、急成長を遂げた木津も定評がある。さらに、3年の石川は2月の丸亀ハーフで1時間02分46秒の自己新を記録、箱根の走りにも期待。1年の加藤もメンバーに加わり非常にバランスが取れたチームとなった。前半区間である程度、主導権を握れれば上位をかき回す面白い存在になるはずだ。スクールカラーである伝統のピンクのタスキを選手全員でつないでいく。
TEXT=小賀坂龍馬(スポーツ東洋)
4年連続86回目
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