横手は箱根で復活を懸ける
《撮影、写真提供=曾根田智明》
エースの復活は不可欠
全日本6位。滑り込みでシード権を獲得した。エースで主将の横手を欠く中、成長著しい吉田などの活躍で何とか踏みとどまった。横手は10000m27分58秒40で現役日本人学生最速のタイムを持つ。前回大会1区で中村匠(駒大=現・富士通)、久保田(青学大)に続き区間3位とロードでも強さを発揮している。出雲、全日本は故障で欠場したが箱根にはしっかりと照準を合わせてくるはずだ。木村は2月の熊日30kmで優勝、日本インカレ10000m6位入賞と好調。さらに、牟田も日本インカレ5000mで8位と好成績を残している。山田、坂口といった下級生も経験を積み着実に力を付けている。総合力では決して3強の青学大、東洋大、駒大にも劣らない。食らい付いて3強崩しあるいは優勝を目指していきたい。紫紺のタスキが箱根路で暴れまくる。
TEXT=小賀坂龍馬(スポーツ東洋)
8年連続58回目
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